9JUN.
日がな一日 オーガズム
バジャーッ!また、ルミのアソコから流れ出た。夫に内緒で、1人エッチばかりしているルミ。トイレで自慰行為をして過ごしている。『だって、あなたがしてくれないから…』倦怠期なのか、性欲がなくなったのか、夫は全く夜の営みをしてくれない。まだ結婚して3年なのに、子どもなんて無理だ…と、ルミは悲しくなる。なんでこんな人と結婚したのだろう。恋人時代は、会うと必ず求め合い、あんなに愛し合っていたというのに…。そう、そんな時代もあった。ルミは町工場の事務で、彼は大手会社の社員として働いていた。友達の紹介で、飲み会で知り会って、酒好きが縁で2人で飲むことに。何度か会ううちに、たまたま嫌なことがあって酔いつぶれたルミを、彼が家まで送ってくれた時に、2人は結ばれた。彼の濃厚なキスに、酔いつぶれていたルミは更に酔い、深いオーガズムの海へと身を沈めていった。彼はとても丁寧にルミの感じるところを愛撫してくれて、今まで感じたことのない感覚を味合わせてくれた。何ヶ月か経った頃には、あまりの気持ちのよさに、潮吹きしてしまった。それはそれは快感で、癖になるほどだった。それからは、彼との性交は必ず潮吹きが伴い、もう彼なしの人生は考えられなかった。彼も、そんなルミのことを可愛いと思っていた。それが、2人の当たり前の生活だったのに、新婚時代は2人で何度もイキまくって、もっともっと燃えていたくらいだったのに、3年経ったら、急に、夫は「疲れてる」と先に寝るようになってしまった。気持ちの良い潮吹きを開発されたルミは、それが恋しくてたまらない。夫の寝たベッドの横で、自分で愛撫してもなかなかうまくできず、悶々としていた。毎夜毎夜、ネットで調べては研究して、Gスポットやポルチオの位置を確認する。ポルチオは手が届かないが、Gスポットは何とかいくかとやってみるが、やはりコツがいるのかうまくいかない。毎日、男根が恋しくて、ネットでとうとうグッズを買った。トイレの棚が広いので、箱に入れてそっとしまっている。日がな一日、グッズであーでもないこーでもないとやってみたかわ、難しかった。それはそれは苦労した。全くどうしたらよいかわからないのだ。夫のアレとは勝手が違う。そもそも、どう動かせば自分が気持ちよくなれるのか?夫がやってくれたなら、こんな苦労はしなくて済むのに…とルミは恨みもした。そんなある日、風呂場の掃除をしていたら、自分のTシャツ短パンの姿が鏡に映り、なにやらムラムラしてきた。グッズを持ってきて、裸になり、鏡を見ながら、愛撫をしてみた。この辺りがGスポットのはず…とルミが思ったところで、潤滑ゼリーを塗ったグッズを挿入して、中の気持ちいいだろう部分でグルグル動かしてみた。しばらくすると、少し感じてきた…。『ココかもしれない…!』ルミの手に力が入る。「ハァッ…ハァッ…!」「ハァッ…ハァッ…!」ルミは次第に興奮してくる。鏡に自分の裸体が映り、その手に男根の形のグッズが持たれていて、自分の大事な部分に挿入されている。ルミは身悶えした。『ああっ…なんて感じるの…!』ルミは、手の動きを激しくしてみた。浴槽の端に、片足を伸ばして乗せ、アソコがよく見えるようにしてやってみると、角度がよかったのか、とても気持ちの良い部分にグッズが当たった。ルミは声を洩らす。「ああっ…!気持ちいいっ…!」ルミは手の動きを緩めずに、もう片方の手で乳首をクリクリした。乳首に弱いルミは身悶えして、全身にビリっとした感触を受けた。そのせいもあってか、気持ちいいところがどんどん感じてきた…「ああっ!…もう少し…もう少し…!」ルミの手は止まらない。「イクッ…イクッ…!」どんどん手の力が強くなっていく。あの部分が、ものすごく感じてきたのがわかる。「ああっ…!…もっと…もっと…!」ルミはオーガズムを感じずにはいられなくなって、体全体を震わせていた。『もっと感じたいっ…!』と思った瞬間…ルミは叫んだ…「ああああっ…!…」バジャーッ!大量の水分がアソコから溢れ出た。飛沫は、風呂場の床に飛び散り、足を伝って落ちてくる。最高の幸福感が訪れる…『なんて気持ちがいいの…!久しぶりの感覚…!』幸福感でぼんやりしてくる…それでも、ルミは手が止まらない。『まだ…まだ……まだ……まだ感じたい……!』もっと奥へと突いていくと、また気持ちの良いところへ来た…。『ああっ…!ここも…!』と、ルミは、優しくグルグル回すと、しばらくしてなんとも言えない心地よさが込み上げてきて、堪らなくなってきた…ルミはまた叫んだ…「ハァァァァンン!」バジャーッ!また、潮吹きした。2度目は更に大量であった。全身の水分が抜けたような感覚を覚えた。なにか、スッキリした感覚も。そして、奥は長く長くオーガズムを感じていられた…これは、虜になってしまう、とルミは思った。もう、ポイントがわかり、自分の力でできるのだ。3年ぶりの潮吹きは、開かないフタがやっと開いたような感覚もあり、開放感に満ちていた。一度は彼の手で開かれたフタが、閉じられたままだったが、再びルミの努力が実り、こうして自力で開発したのだった。それからというもの、ルミは、トイレに行くたび、入浴のたび、必ず、潮吹きのオーガズムで幸福感を感じている。そう、日がな一日オーガズムを感じているのだ…。それは自由と解放感でいっぱいの感覚である。まだ30代のルミ。夜の営みの幸せも、出産・育児の喜びも感じられない人生など捨てて、第二の人生を考えても良いのではないか…ルミはオーガズムを感じながら、いつも考えている。
フェロモン!?
言葉展の旅、ろく。
愛よりもまだ藍へ254